家庭内DV被害から逃れる方法

はじめまして!!今回初めてブログ掲載させていただきます、SATOと申します!!

ここでは様々な情報(主に私の体験談から引用)を発信していきたいと思います😊

◾︎自己紹介◾︎

名前:SATO(サトとお呼びください!)

年齢:21歳

職業:工場勤務(機械保全)

趣味:麻雀(もちろん賭けてません!笑) アニメ・映画鑑賞等など

今回のテーマは、”家庭内DVからの避難方法”について分かりやすく解説していきたいと思います。

私の家庭(両親+兄弟7人)も、これが原因で離婚・疎遠という形になりましたが、ストレス環境から解放される前、後でどの変化が起きたか?また、同じ境遇に立っている方たちの力になりたいと思い、このテーマを選びました。

家庭内DVとは??

家庭内DV……聞くだけで身震いしてしまう響きですが、皆さんどう言ったものを想像しますか??

1番最初に想像するのは暴力的行為(殴る、蹴る、等など)になるかと思いますが、実はそれだけではないんです。

家庭内DVの主な内容

◾︎身体的な暴力(上記の行為)

◾︎精神的な暴力(暴言、人格否定するような言葉等) ※俗に言う、モラルハラスメントがこれに該当します。

◾︎性的な暴力(避妊に協力しない、中絶の強要等)

◾︎経済的な暴力(生活費を入れない、むやみにバイトを禁止する等)

主に上記の3つの内、どれかひとつでも当てはまれば、家庭内DVに該当します。

家庭内DVのもうひとつの特徴

また、見出しの通り家庭内DVのもう1つの特徴が、”面前DV”です。

家庭内DVは、被害を受けてる当事者のみではなく、お子さんがいる家庭に対しては特に被害を受けやすいと言えるでしょう。

◾︎面前DV 夫婦間の喧嘩を子供が目の当たりにすると、子供は自分のせいで喧嘩してるのか?と不安になったり、無力感で脳が極度のストレスを与えられ、その後の成長に悪影響を及ぼします(不登校、学力低下、対人関係が上手くいかない等) ※これはれっきとした心理的虐待に該当します。

私の家庭では、今あげた内容全てにあてはまっていました。(母親はモラハラ、性的暴力/私とその下の兄弟はモラハラ、暴力、面前DVです)

何よりもいちばん恐ろしいのが、ずっとその環境で育っているわけなので、それが当たり前だと脳が錯覚してしまうことなのです。(そしてそのまま子供が大人になるにつれ、人間関係で上手くいかないと、最終的に暴力で解決するようになる事例が多々あります)

さて、そんな私たちがどのようにしてその状況から逃げ出せたか……(当時私は就職で親元を離れていたので、母親+兄弟たちの大脱出劇となります)

逃げるならまず警察に相談

ほとんどの場合、今すぐ逃げたくてもどう逃げればいいのか分からない!子供を連れて逃げたいけど、相談する相手(役所含め)調べる余裕が無い!という方は、警察署にDV相談室があると思いますので、まずはそこに電話や対面で相談してみましょう。

その時点で今すぐに保護が必要と認められる場合、婦人相談所や、保護シェルターへの案内を受けて貰えると思います。(私の家族はこのケースで父親から逃れることが出来ました)

民間シェルターとは?

民間シェルターとは、DV被害者が被害から逃れるために一時的に避難できる保護施設のことです。名称は地域によって異なると思いますが、警察に相談した後、警察から「婦人相談所」に連絡してくれる場合がほとんどです。また、避難後に相手方(この場合夫)から行方不明届けを出されても、秘密にされるので不受理となり、居場所がバレることはありません。

また、民間シェルターはずっと住める訳では無いのでいずれ出ていくことになりますが、出ていく前に次の移住先、生活面での相談・手続き対応等、しっかりサポートしてくれる場合がほとんどです。(主に最初の相談時に詳しく説明されると思います)

ただし、冒頭に説明した身体的暴力、性的暴力を受けている方は基本的に保護対象となりますが、精神的・経済的暴力については保護対象にならないこともあります。また、男性側も避難するケースがあるかもしれませんが、保護シェルターが男性を受け入れない場合もあるようですので、その点は相談員としっかり話し合いましょう。

いざ逃げん!!でもその前に…

いよいよ離れる時が来た……!!でもその前にやるべき事はあります。画像からお察しの通り、証拠集めです。

多くの場合、保護シェルターから出たあとに裁判で戦うための準備として証拠が必要になるケースがあります。もちろん、相手にバレないように集める必要がありますが、私の家族はボイスレコーダーを何ヶ所化設置して、日頃の言動を録音してました。またボイスレコーダー以外にも、録画・日記や、暴力行為を受ている場合は、傷・痣の写真や病院の診断書なども有効になるでしょう。

裁判になる前に、相談員から弁護士を紹介してもらえるケースもありますので、その点含め納得いくまで相談してみるのが確実です。

逃げる前の注意点

前述した内容と重複するかもしれませんが、改めて注意点を紹介します。

1.お子さんがいる場合: 本人含め、お子さんと一緒に避難したい場合、警察・婦人相談所に相談に行く場合は一緒に連れていくようにしましょう。緊急的に保護が認められるときにお子さんがいないと、加害者の元へ残してしまう・裁判で親権争いで不利になるといったことがあります。

2.相談前に持参するもの:現金、預金通帳、年金通帳、実印、健康保険証、その他生活に必要なものは持参するようにしましょう。(上記同様、緊急避難が必要な場合、後で取りに行けなくなります)

加害者から離れて…

ここからは、実際に加害者から離れた私の家族についてのお話です。

無事加害者から離れ、何気ない平穏が訪れる、、、今でこそみんなのびのびと暮らせてはいますが、避難したての頃は酷く傷心していました。

特に、今まで極度のストレス環境にいたのですが、一気に解放された反動で燃え尽き症候群のようなやる気が出ない日々が続いたり、その延長で不登校になる子もちらほら…(今では全員楽しく学校生活満喫してます😆)

また、私もそうですが夢で当時の状況が再現されたり、他人が怒号飛び交う喧嘩をしてる時などに、DVを受けていた時の様子がフラッシュバックし、未だに動悸や不安な気持ちに晒されることもあります。DVとはそれだけ心に深い傷を残していくものなんです。

支援団体ではカウンセラーの紹介もあったりしますので、お子さん連れて非難される親御さんは特に受けた方がいいです。自分一人で背負うなんてことはしないでください。大人でも頼れる人・所って思ってるよりもあるものですからね☺️

心の持ち方

急激な環境の変化には、人間はほとんど対応できないと思います。私は避難生活は経験してませんが、就職のために親元を離れ、離れたあともフラッシュバックに悩まされ続けていますが、やはり趣味に没頭するのがいちばん手っ取り早く気持ちを切り替えれるものだと思いました。

終わり

以上、私の家族の体験談を元にDV被害からの逃げ方について紹介させて頂きました。

初ブログなので読みにくい文章かもしれませんが、これからもっと精進して参ります🙇‍♂️

これから避難検討される方へ少しでも助けになれたら幸いです!!

他のテーマについてもどんどん書いていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願い致します🙏

2025年11月16日

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